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弥勒寺 (名張市) : ウィキペディア日本語版
弥勒寺 (名張市)[みろくじ]

弥勒寺(みろくじ)は、三重県名張市西田原にある真言宗豊山派の仏教寺院。山号は 日朝山(にっちょうざん)、本尊薬師如来
6月下旬~7月中旬に咲く約500本のアジサイが有名。
== 歴史 ==
寺の創建事情や沿革は未詳である。寺には平安時代後期作の聖観音立像と木造十一面観音立像が伝わる。これらの像の由来も不明で、近くの毛原廃寺(奈良県山添村)から移されたものともいうが確証はない〔『名張市史』(1974年)、pp.868 - 872, 955〕。
伝承によれば、この寺は聖武天皇の時代、天平8年(736年)に円了上人という僧が建立したという。創建当時は、弥勒仏を本尊として寺社領も百石を賜っていた。その後、良弁(689年 - 773年)が大伽藍を建立、弥勒寺に薬師如来、一言寺に十一面観音、言文寺に聖観音、行者堂には、役行者倚像等を安置、盛時には七堂伽藍を有する広大な寺院であったといわれる。以来幾多の星霜を経て、多くの堂宇は、自然に荒廃したという〔弥勒寺サイトの説明による。〕。
現在の本堂は、昭和54年(1979年)に鉄筋コンクリート作りに改築された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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